膝の痛みと階段

[2016年05月14日(土)] カテゴリ: つぶやき
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以前あるテレビ番組で、膝痛のメカニズムを解明するために面白い
実験をやっていました。

年齢、性別等ほぼ同じ2つのグループを5階建てのビルに集めて

一方のグループ(A)には、5階まで階段を使って上り、
エレベーターを使って1階に下りてきてを10往復。

もう一方のグループ(B)には、その逆パターンを
10往復させます。

その日は、それで解散し、翌日また集まって貰うのですが、
公園の長い下り階段を下った先の広場が集合地になっていました。

カメラは集まってきた2つのグループが階段を下ってくる様子を
撮っていたのですが、

みごとにBグループのメンバーだけが、手すりにつかまり
四苦八苦しながら下りてきて、中には途中でギブアップする人も
いました。

前日の帰途では、Aグループの方が苦労して歩いていたのに、
一晩経ったら全く逆になっていたのです。

なぜこんな事になったかというと、筋肉の使い方によって
掛かってくる負担が違う
からです。

階段を上る動作を細かく見ると、段の上に足を持ち上げるときは
太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)と腰のインナーマッスル(腸腰筋)が
収縮して股関節を屈曲させ膝を高く持ち上げます。

下の段に残った足の大腿直筋が収縮し、膝を伸ばします。
そして先に持ち上げた方の足をひとつ上の段まで運びます。

これを交互にくり返すことで階段を上っていくのです。

一方階段を下りるときの筋肉の動きはどうなっているでしょう。
下に下ろす方の足を少し持ち上げるために、大腿四頭筋と腸腰筋が
軽く収縮します。

次に上に残った方の膝を曲げつつ体重を支えながら身体を
少し前に押し出します。

このとき、体重を支えるため大腿四頭筋にが掛かりますが、
上りと違うのは、筋肉が引き延ばされながら力が掛かること。

筋肉は筋繊維という細い繊維状の細胞の集まりです。
縮む時にはそれほど繊維は傷みませんが、
強く引っ張られると古い繊維は切れてしまいます。

ですから、上りよりも下りの方が筋肉が傷みやすいのです。
しかもすぐに痛みが出るわけではなく、細胞の修復過程で痛みが
出るので、少し遅れて症状が現れます。

翌日Bグループに故障者が多かったのはこうした理由からです。

登山をする方はよく知っていると思いますが、山は行きの上りより
帰りの下りの方が足腰に負担が掛かります。

最近は少しずつ改善されていますが、駅のホームなどに設置されている
エレベーターは上り専用になっているところが多いですよね。
本当に膝の悪い人にとっては、
下りの方こそエレベーターが必要なのですが。。。

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